今回はこんな方々に向けた内容の記事になります!
- 「転職活動を始めるにあたって全体像が分かりづらい」
- 「転職活動を行う際の時間のやり繰りが心配」
- 「まだ転職活動をしたことがないけど興味がある」
転職を始める理由と年齢のボリュームゾーンは?
1. 転職活動を始める理由
マイナビの転職動向調査(2018)によると、転職を始める理由として、以下のような理由が多かったとされています。
【転職活動を始めた理由上位5つ(複数回答)】
- 仕事内容に不満(33.4%)
- 給与が低かった(31.4%)
- 会社の将来性・安定性に不安(29.2%)
- 休日残業や時間の待遇に不満(27.2%)
- 職場の人間関係が悪い(24.6%)
転職活動を始める人の3人に1人は仕事内容や給与に不満を感じ、実際に行動を起こしているようです。
以上の理由から、皆さんにも思い当たるふしはありませんか?
2. 転職活動を行う人たちの年齢について
- 「転職活動は若ければ若い方が良い」
- 「35歳以上は転職は相当難しい」
こんな通説を耳にしたことがある方も多いかもしれません。
確かに、異業種や未経験の職種への転職は年齢が上がるにつれ、門戸が狭くなる傾向にあります。
しかし、転職活動自体が難しくなる、という点については誤りであるとされる統計結果も出ています。
画像出典元:doda「コロナでどう変わった? 転職成功者の年齢調査【最新版】」
転職活動を行い、成功させる人の年齢は10年ほど前と比較して、年々上昇しています。
上のグラフ結果からは、「2020年に転職した人の平均年齢は32.0歳」であることが読み取れます。
年齢を重ねた30代後半、40代以降では、自分の年齢・スキル・身の丈に合った内容で転職活動を行うことが成功のカギとなります。
転職活動を行う方法って?
1. 転職サイト
まず、就活でもよくある「転職サイト」が最も広く知られており、敷居が低いでしょう。
特に求人数が多く、どのような職種であっても希望先が見つかりやすい転職サイトは以下の5つになります。
サイト名 | 公開求人数 ※2021/12/19時点 | 特徴・オススメポイント |
リクナビNEXT | 52,597件 | 高性能AIによる求人提供や、企業からのオファーも充実 |
doda | 112,451件 | 業界最大級の圧巻の求人数! |
マイナビ転職 | 15,663件 | 総合求人だけでなく、各職種・年代・性別に特化した情報もあり |
type | 2,726件 | アクセス数No.1。ハイキャリアを目指す人にもおすすめ |
エン転職 | 6,780件 | 顧客総合満足度調査で4年連続1位 |
転職サイトはその手軽さが魅力である反面、一定数のブラック企業も含まれているなど、情報は玉石混交であるとも言われています。
2. 転職エージェント
そんな転職サイトの悩みを解決してくれるのが、この「転職エージェントの活用」です。
初めての転職活動の際にも丁寧に指導・情報提供を行ってくれます。
エージェントサイトへ掲載を希望する企業が多くの資金を支払って求人を出していることから、より財務状況にも優れたホワイトな企業が多いと言えます。
こうした理由から、もちろん私たち労働者は無料で活用できます。
【おすすめの転職エージェント】
「求人数」「幅広い求人情報」「エージェントの質」の3点セットで万人が広く使えるエージェントは以下の3社がオススメです!
3. スカウト・オファー型サイト
自分の職務経歴・PR情報を登録することで、条件にマッチする企業側からスカウトをしてくれるサイトが年々人気を集めています。
特にエグゼクティブ・ハイクラス層の転職と相性が良く、人によっては大幅な昇進・年収UPが可能です。
スカウト型・オファー型で有名な転職サイトは以下の2つです。
- ビズリーチ:激選された企業数17,100社、ヘッドハンター5,100人というスカウト型転職をけん引する存在。
- リクルートダイレクトスカウト:「転職のドン」リクルートが営むハイクラス向けに特化したスカウト型サイト。
4. 企業のホームページから直接応募
- 「私はこの企業以外興味ない!!」
- 「企業ホームページの方が情報が明確」
- 「求人サイトに情報がなかった」
こんな場合はダイレクトに希望企業のホームページから攻めてみるのもアリでしょう。
転職活動のスケジュールって?
転職活動の方法について見てきたところで、次は転職活動の流れについてざっくり確認していきましょう。
1. 転職サイト・エージェントに登録(所要時間:1日~1週間)
先ほど見てきたような、転職サイト・エージェントサイトへ登録を行います。
この時以下の点に意識して自分の属性に合うサイトを選びましょう。
- 年齢
- 業種
- 職種
- 居住地
- 年収
エージェントサイト登録時には審査が行われる場合があります。
ハイクラス求人や人気のエージェントサイトは審査が厳しいことがあります。
自分の条件と合うサイトが必ずありますので、粘り強く検索・登録申請してみましょう。
2. 面談・自己分析(所要時間:1日~1週間)
サイトに登録後、エージェントとの面談やサイト内の自己分析ツールを使用して、自身の希望や傾向と対策を練ることができます。
エージェントとの面談は対面、オンライン面談、電話面談のいずれかで行います。
エージェントはより良い求人情報提供のため、あなたの人となり、これまでの経歴を詳細に知ろうとするでしょう。
是非エージェントを味方につけ、円滑に転職活動を行えるよう、正直かつ丁寧な対応を心がけましょう。
また、転職に際して不安がある場合は、初回のエージェント面談までに疑問点をリストアップしておくと良いでしょう。
3. 自己PR、職務経歴書などの書類作成(所要時間1~3日)
面談や自己分析と同時並行して作成していくのが、これまでの自分の経歴をまとめた「職務経歴書」と、経歴や特性を生かして自分が出来ること・やりたいことを明確にした「自己PR」です。
それぞれ書き方、たな卸しの方法については各登録サイトに記載例があるはずなので、そちらを参考に、まずはA4用紙2~3枚程度に情報をまとめてみましょう。
エージェントを利用する場合は添削を依頼するのが良いでしょう。
また、全企業にまったく同じ経歴書を提出するのではなく、
- 「○○の業種・職種の場合はこのパターン」
- 「本命の企業については、○○の傾向が強いので、こちらも○○をPRする内容にしよう」
といったように、何種類か微調整を施したパターンを作っておくと、書類通過率が上がるでしょう。
4. 企業選び(所要時間:数日)
ここまで準備を整えたところで、ついに企業選びの実践です。
自分の希望に一致する企業がある場合はどんどんと申請を行っていきましょう。
5. 書類選考・企業面接(所要時間:数週間~数か月)
希望の企業がから書類通過、面接オファーの通知が来るといよいよ本番です。
選考にかかる大まかな流れは以下のとおりです。
※企業によっては追加・省略アリ
- 書類審査
- 筆記試験
- 面接(人事担当)
- 面接(管理職)
- 最終面接(社長・役員)
ご覧の通り、このあたりの流れは新卒の就活に近いと言えるでしょう。
企業側からのスカウト等で始まる選考の場合は、より簡略化され、内定の近くからスタートとなるでしょう。
6. 内定(内定後、決断までの時間:数日~1週間以内)
晴れて内定を勝ち取った後は、数日以内に内定の受諾、あるいは辞退を決定しなければいけません。
現職との比較で悩ましく感じる点も多いかもしれません。
なかなか一人では決めづらい場合は、是非親族、友人、信頼できる同僚・上司などに相談してみましょう。
エージェントに対しては、入社するにあたっての交渉、情報提供を依頼していきましょう。
まとめ:自分の希望を理解し、転職活動を始めてみましょう!
転職は新卒採用と違い、人によって必要な時期、手段等異なります。
一方で新卒採用と異なる点は以下の通りです。
- 自分の強みをより明確にPRできる
- エージェントを活用できる
- スカウト・オファーも充実
- 社会人としての立ち位置がある程度理解できている
こうした点から、自分の軸が明確になればなるほど、短期間でより良い転職先を決定することも可能です。
特に、ブラック企業や価値観の不一致による早期退職を避けるためにも、エージェントの活用は転職において必須ともいえるでしょう。
最後に当ブログのおすすめのエージェントをご紹介していますので、是非検討材料の一つにしてみて下さい。
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