今回はこんな方々に向けた記事になります!
- 「社労士試験に向けた学習を始めようとする人」
- 「社労士試験を受験するために情報収集をしている人」
- 「社労士試験を受けるにあたり、必要な心構えを知りたい人」
社労士試験の学習法やスクールを活用した学習方法は多岐にわたりますが、中でも「資格の大原」の社労士講座は講義内容が分かりやすく、基礎からじっくり学べる講座や、24時間で全科目一回転できる「社労士24」等、ラインナップが充実していてオススメです!!
【高難易度試験】社労士試験勉強を開始するために必要な5つの事前準備
社労士試験は合格率一桁台の難関国家資格です。
敵を知り、ゴール地点を明確にしておかないと、ただやみくもに走るだけでは無意味に受験回数を重ねることにもなりかねません。
社労士試験や社労士制度に係る知識だけでなく、受験勉強をする自分自身の特性についても深堀りする機会を設ける絶好のチャンスであることを認識する必要があります。
1.受験するための動機が明確か
まず、あなたはどのような理由で社労士試験を受験するのでしょうか。
仕事のスキルアップ、転職及び独立開業のため、それとも自身の趣味からでしょうか。
どんな理由であれ、その動機は「社労士試験に合格する」という一つの目標を達成するその日まで自分の心の支えとしての一番の屋台骨になり得る存在です。
学習中はさまざまな苦労や挫折も考えられますが、そんな困難な時でも途中で投げ出すことなく、完走するために自分だけの「社労士試験を目指すこととなった動機」は常に明確にしておく必要があります。
2.「社労士」という資格・立場・職業について理解したか
社労士試験を受けようと思う方には愚問かもしれませんが、当然社労士試験の先にある「社会保険労務士」という資格の立ち位置について知っておく必要があります。
いざ難関試験を突破して社労士になるための資格を手に入れたとしても、自分の思い描いていた異なる実情であったら目も当てられませんよね。
ただ社労士試験に合格するだけでなく、その先の「社労士資格を取ってどうするか」がしっかり想像できるよう、試験の先の情報収集まで学習前にすべきでしょう。
3.社労士試験の制度・難易度・出題内容について把握しているか
社労士試験を受験するにあたり、問題を解き始める前に、その試験制度や過去の動向についてリサーチしておく必要があります。
短期間に合格可能な平易な資格試験ならまだしも、社労士試験はおおよそ1年かけて合格まで学習を積み重ねていく必要があるため、最初に学習のゴールを見誤ると軌道修正が非常に困難になります。
全国社労士連合会に出ている試験にかかる統計や過去問を確認するだけでも、試験の全体像や難易度、自分のゴールまでの距離がつかめることでしょう。
4.自身の特性・環境・必要学習時間等合格までの道のりを見積もっているか
一言で社労士受験生と言っても、それぞれの受験生のバックボーンは多岐にわたります。
社労士試験や社労士にかかる情報収集と同じくらい、「社労士受験生としての自分の自己分析」は重要です。
あなたは、どんな社労士受験生でしょうか。
- 社会的属性(学生、社会人、主婦等)
- 社会人の場合の職業
- 年代
- 私生活での属性(独身、既婚、家族と同居、一人暮らし等)
- 社労士試験にかかる実務及び法律知識の有無
- 過去の学歴、専攻及び資格試験合格歴
- あなたの性格的特性
試験学習に関係してくるものだけでも、これだけ色々な特性が考えられます。
社労士試験に合格するための所要学習時間は1,000~1,500時間とされていますが、その受験生の特性によってはもっと短くも長くもなることが予想されます。
ただネット上の情報を鵜呑みにするだけでなく、そうした情報を踏まえたうえで自分はどうなのか、じっくり分析することが大切になります。
5.万が一撤退する際の金銭的・時間的損失を理解しているか
社労士試験を受験することは、この上なく贅沢な自己投資に当たります。
スクールに通えば10万円超は当たり前、独学であっても様々な教材を揃えれば数万円の出費は発生します。
また、先にも見てきたとおり、社労士試験の学習にかかる1,000時間超の時間があれば他に何が出来るでしょうか。
その時間を自分の趣味、あるいは仕事、副業等に充てていたならば?
これだけの自分だけの資産を使ったうえで難関国家試験に挑もうとしている現実は、常に心に刻んでおくべきでしょう。
社労士試験からは当然毎年多くの撤退者が続出しています。
万一にも、あなたがこの試験から撤退することになった場合に、それまでの金銭的、時間的ロスを許せるかどうかも、学習前に想像してみて下さい。
まとめ:社労士試験学習前のシミュレーションは挫折や不合格防止に有効!
折角社労士試験に向けて学習をやる気になったところで、不合格になった場合や試験撤退する場合の想像をすることは、非常に酷なことだと思います。
けれども、合格率数パーセントの難関資格であるという現実の前では、自分への甘さは致命傷となり得ます。
合格を見据えつつも、様々な可能性や自分の特性を考慮したうえで、どんな受験勉強の道が最も自分に適していそうか、まずは学習を始める前に熟考してみて下さい。
よく考えたうえで、「それでも社労士試験に挑みたい!」と思えるのであれば、思う存分学習を始めてみて下さい。
学習に悩んだとき、立ち止まった際に、最初に掲げた志が間違いなくあなたを助けてくれることでしょう。
それでは、また!
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