今回はこんな方々に向けた記事になります!
- 「社労士試験の受験生である」
- 「スクールや予備校、通信講座の教材をしている」
- 「自分の実力に合わせた教材の使用方法に苦慮している」
- 「より合格に近づけるような学習方法を検討してる」
社労士試験の学習法やスクールを活用した学習方法は多岐にわたりますが、中でも「資格の大原」の社労士講座は講義内容が分かりやすく、基礎からじっくり学べる講座や、24時間で全科目一回転できる「社労士24」等、ラインナップが充実していてオススメです!!
1. 【社労士試験】予備校・通信講座の示す勉強方法はあくまで1つの指標
スクールや予備校、通信講座のカリキュラムは基本的に「初学者が1年間かけて試験に合格するための実力をつけられる内容」になっています。
そのため、以下のように既にある程度の知識があり、試験を経験している方々にとっては、ただスクールの提示するカリキュラムをこなすだけでは、物足りなく感じる可能性があります。
- 社労士試験再受験者・経験者である
- 社労士試験合格まであと数点足りないだけだった
- 自分の弱点や伸びしろがどこにあるか把握している
こうした社労士試験をある程度知る受験生は、自分の実力や学習の進捗に合わせて、学習方法を適切にカスタマイズしていく必要があるのです。
2. 【社労士試験受験生別】自分の進捗に合わせた合格に向けた勉強方法4選
それでは、スクールや予備校、通信講座の教材をどのように自分の実力に合わせて使用していくべきなのでしょうか。
大きく分けて4つの傾向を持つ受験生に区分してみましたので、順番にみていきましょう。
①初学者:まずはスクールの言う通りに学習を
まずは、まったくの社労士試験初学者についてです。
この方々については、余計なことをせず、ひたすら忠実にスクールや予備校の組み立てた学習スケジュールに沿って勉強を進めていくべきでしょう。
初学者はなかなか実力も付くまでに時間もかかり、試験までの日数が近づく中で大きな不安を抱え、様々な学習方法に手を出しがちです。
けれど、初学者にとってはかえって、色々工夫を凝らす方が命取りになりがちです。
理由としては以下のとおりです。
- 各科目の基礎及び重要論点の定着が浅い
- 各種教材のやりこみ具合が少ない
- 多くの教材をやろうとすることで、弱点克服が遅れる
- 「合格するための正しい学習」から逸れてしまう可能性が高い
同じ教材をひたすら繰り返すことで、これまで理解できなかった内容が理解でき、気づかなかった論点が見えてくるようになる瞬間が必ずあります。
初学者の場合はむしろ基礎的な教材に絞り、着実に重要論点を積み重ねていくことが大切になります。
②経験者:過年度の教材も活用して最初から複数科目周回
続いて、社労士試験経験者についてです。
経験者にとっての最重要命題は、「いかに今ある記憶を維持しつつ、合格に向けて更に実力を積み重ねていけるか」です。
そのため、スクールのカリキュラムに則って労働基準法から1科目ずつじっくり学習しているようでは、正直学習が足りないと思います。
そのため、自身の手元にある昨年度のテキスト及び問題集も駆使して、各科目の知識が落ちないよう、定期的に周回し続ける必要があります。
そして、学習最終期に手薄になりがちな一般常識等を1年かけて念入りに学習しておくことで、直前期にも余裕が生まれ、より「落ちない学習」や模試の復習等を充実させていくことが出来るようになるはずです。
③択一苦手な受験生:なるべく教材を絞って基礎克服を
社労士試験経験者の中でも択一式の点数がなかなか伸びず、苦手意識のある受験生については、初学者同様、各科目の基礎や重要論点を意識した学習方法を行う必要があります。
択一式の点数が伸びない理由には以下のような原因が考えられます。
- 各科目の基礎知識、関連知識の理解不足
- 学習量、学習時間が物理的に不足している
- 五肢択一式に苦手意識がある
そんな択一式のネガティブなポイントを払しょくさせるための学習方法は以下のとおりです。
- とにかくテキスト読みと択一式演習を繰り返す
- 間違えた問題も出来るまで繰り返す
- 重要ポイントや苦手項目をまとめたノートを活用する
- 普段の択一式演習から解答時間を意識する
- ある程度の実力が付いたら五肢択一式にも慣れる訓練をする
- 選択式や一般常識の対策は択一式で合格点が取れるようになってからにする
④選択苦手な受験生:最初から選択特化の学習を
最後に、選択式が原因で合格に手が届かなかった受験生についてです。
彼らは択一式で合格点を取るだけの実力と基礎知識をクリアしています。
選択式を克服するためには、どのような学習方法が必要になるのでしょうか。
- 択一式より選択式の問題演習を重要視する
- 問題演習よりもテキスト読解の量、時間を増やす
- 最初から統計、白書、判例、法改正等一般常識対策に力を入れる
- 選択式を意識し、重要語句や言い回しの暗記を心掛ける
- 点数を伸ばすのではなく「落ちない学習」を意識する
- 余裕があればテキスト以外の一般常識も意識する(ニュース、新聞、厚労省HP等)
選択式は問題数も少なく、未知の論点からの出題も多いため、学習量や努力の数々が点数に結びつきづらいところに多くの受験生が苦しめられています。
それでも、とにかくこれまで同様基礎知識を大切にしつつ、より手広くスクールの教材以外の生きた知識も取り込む努力を重ねることで、着実に選択式での足切りを回避できるような実力をつけることが可能でしょう。
3. まとめ:社労士試験合格に最も近づける勉強スケジュールを組みましょう
スクールや予備校、通信講座の社労士試験にかかる学習カリキュラムは、誰でも1年で合格に到達できる知識を身に着けられる内容になっています。
しかし、それは裏を返すと、個々のバックグラウンドや弱点、より向上させたい能力に特化した学習方法についてスクールは提供してくれない、ということになります。
そうした学習のひずみを埋めるためには、自分自身で現状の実力を把握し、合格に向けて何が必要か分析し、学習を進めていく必要があります。
あなたの弱点はあなたにしか分からないし、合格を保証してくれる勉強方法などどこにもありません。
だからこそ、自分自身で工夫を重ね、より合格に向けて実力を伸ばしていけるよう、使えるものは全て利用していきましょう!
それでは、また!
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