今回はこんな方に向けた記事になります!
- 「少しでも効率的に社労士試験の学習をしたいと思っている」
- 「テキストを読むより過去問演習の方が好き!」
- 「問題を解いている方が要点を覚えられている気がする」
- 「あまり社労士試験の学習に費やす時間がない」
社労士試験の学習法やスクールを活用した学習方法は多岐にわたりますが、中でも「資格の大原」の社労士講座は講義内容が分かりやすく、基礎からじっくり学べる講座や、24時間で全科目一回転できる「社労士24」等、ラインナップが充実していてオススメです!!
【失敗談】過去問演習ばかりで社労士試験本番で大惨敗【合格ライン未達】
どうして社労士試験は過去問対策だけでは合格できないとハッキリ言いきれるのでしょうか。
ここには私ミライ自身に苦い経験があるからです。
社労士試験を受験する前に簿記2級、ITパスポート等の学習をしていた自分は、社労士試験を目指すにあたり、前に受験していた2資格と同じように、過去問演習に力点を置いて学習を始めました。
運がよいのか悪いのか、1年目の記念受験では、その学習方法で選択労一以外合格基準点超えを果たします。
「1年目でこれだけ得点できたのだから、2年目はもっと過去問を解いていれば余裕で合格できるでしょ」
こうして、テキスト読みが嫌いなことも相まって、更に過去問演習を増やした2年目。
結果は択一式も30点台に落ち、選択式も無様に足切りを発生させるオチでした。
完全に間違った学習方法(しかも独学)で1年棒に振ってしまい、やり切れない気持ちになった瞬間でした。
【まずはテキスト】社労士試験で過去問以外の学習も大切な3つのワケ
それでは、どうして過去問演習だけでは社労士試験対策が不十分なのでしょうか。
これにはれっきとした理由があります。
1.過去問だけでは試験範囲を網羅できないため
毎年択一式350肢、選択式40肢が出題される社労士試験ですが、それでも数多の法律、一般常識、統計及び白書の前では、その範囲を網羅するには圧倒的に不足していると言えます。
また、例年過去問のうち2割ほどは、重箱の隅をつついてくるような細かい規則や通達、事例問題であるとされ、繰り返し学習しても今後出題される可能性の薄い難問奇問とされています。
そうした問題まで繰り返し演習することは、逆に非効率であり、網羅的に条文をインプットできるテキスト読解のほうが、時間は掛かるけれども、よっぽど有意義と考えられます。
2.年々新しい論点や応用問題が出題されているため
社労士試験は毎年山のように法改正事項が頻発し、既存の知識や過去問だけでは対策が不十分になってしまうことが多いです。
また、作問委員の先生方も、他資格同様に社労士受験生が過去問演習をしっかりされていることを理解しているため、同じ論点でも複雑化させたり、応用を利かせた文章で出題させてくる可能性が高いです。
単に過去問のポイントが解けているだけでなく、その周辺知識までしっかり定着させていないと、いざ本番で新しい問題に向かった時に、上手く読解できなかったり、惑わされて不正解の肢を選んでしまう可能性も予想されます。
3.そもそも社労士試験が法律メインの試験内容だから
最後に、本当にこの理由に尽きます。
社労士は労働法規及び社会保険にかかる法律および規則を取り扱う専門家です。
となれば、その専門家を目指す登竜門、社労士試験も当然、各法律の条文を正確に読解し、なるべく多くの知識を正しく覚えていることが求められます。
残念ながら、マークシート方式の過去問を繰り返し解くだけでは、こうした法律を理解する力を身に着けるのは不十分といえるでしょう。
というのも、過去問演習はあくまでアウトプットであり、法律を理解し、覚えるにはテキストを周回する等、じっくりインプットする学習方法が求められるからです。
まとめ:社労士試験学習は過去問だけでなく、テキスト通読や暗記対策も!
社労士試験においても、他資格同様、過去問を活用した学習方法は非常に有効とされています。
過去問を学習することが、本試験の肌感を掴むには一番適しているからです。
しかし、一方で社労士試験は法律がメインの暗記に特化した資格試験であるため、過去問対策だけでは不十分と言えます。
テキストを読解してある程度インプットした知識を、過去問演習でさらに強固なものとし、さらに再度テキストやまとめノートに立ち返ることで、記憶の穴を無くし、理解を深めていく…
そんなバランスが良く、粘り強い努力が求められる資格試験といえるでしょう。
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