今回はこんな考えの方に向けた記事になります!
この記事は資格取得・資格勉強を生かして以下のことを経験してきた人間(ミライ)が記しています。
- 語学、簿記、IT等20以上の幅広い資格を取得
- 資格を生かして進学・就職を実現
- 現在も難関国家資格取得のための学習を継続中
資格取得で得られるメリット
1. 独占業務等が出来るようになるため
難関資格・国家資格等を取得すると、その資格保有者でないと出来ない「①独占業務」や、資格保有者しか名称を名乗れない「②名称独占による業務」、業務を行うえで資格保有者を配置しなければいけない「③必置資格としての業務」をすることが初めて可能になります。
それぞれの業務にかかる資格は以下のとおりです。
①業務独占資格
- 司法書士
- 社会保険労務士
- 行政書士
- 通関士
- 気象予報士 等
②名称独占資格
- マンション管理士
- 調理師
- 保育士
- 社会福祉士
- 介護福祉士 等
③必置資格
- 宅地建物取引士
- 衛生管理者
- ケアマネジャー
- 旅行業務取扱管理者
- 登録販売者 等
2. 進学・就職・転職時に武器になるため
人生の転換期とも言える場面でも資格は大きな力を発揮します。
例えば、海外とも取引の多い企業に就職活動を行う学生AとBの2名が居たとします。
内定の当落線上で両者とも甲乙つけがたい成績だった際に、学生Aは資格なし、学生BはTOEIC730のスコアを有していたらどうでしょうか。
おそらく学生Bの方が海外交渉にも対応しうる語学力があると評価され、採用されるでしょう。
資格はここぞという場面で最後の一押しをしてくれる可能性が十分にあるのです。
3. 昇進・昇格・昇給につながるから
多くの企業では資格を取得した際に毎月の賃金に上乗せして「資格手当」を支給したり、それまでの資格取得に要した費用の一部を負担する「経費支援」、合格のお祝いに一時金として支払われる「合格報奨金」といった制度があります。
また、一部の企業では管理職に昇格する際の条件として一定のTOEICスコア等の資格取得による条件を設けていたりします。
年功序列制度が根強い日本の労働環境ですが、着実に「能力主義」「成果主義」といった新しいステップへ移りつつあります。
単に「昇格・昇給」の機会を得るだけでなく、資格取得によって社内で自分の立ち位置を確保する「自衛」といった意味でも有効になってくるかもしれません。
4. 自分のやりたい仕事が出来る可能性が高まる
現在「営業」の担当をしている人が「経理」のポジションになりたいときは、どうしたらよいでしょうか。
純粋に人事考課の面談で熱い気持ちをアピールするもよし、今の営業でのスキルを活かして経理で出来ることを考えるもよし、でしょう。
更にそこに説得力を増す材料になるのが「やりたい仕事のスキルアップに繋がる資格取得」ではないでしょうか。
このようにPRできれば、人事側にも口先だけでなく、行動と共に強い熱意を印象付けることになるでしょう。
5. そもそもの資格学習の努力が評価されやすい
仮にあなたが何らかの理由で資格学習を断念せざるを得なかったとします。
「資格が取れないあなたは怠惰な人間だ!」となるでしょうか。
答えは間違いなくNOです。むしろ、これまでの学習の過程が認められる可能性が高いです。
普通にフルタイムで勤務するだけでも大変な毎日の中で、資格学習という自己研鑽に励む社会人がどれだけいるでしょうか。
- 普段の就業状態について「主に仕事」と回答した人のうち、「学習・自己啓発・訓練(学業以外)」の総平均時間は6分
- 普段の就業状態について「主に仕事」と回答した人のうち、「学習・自己啓発・訓練(学業以外)」の行動者率は4.5%
そう、あなたは行動した、たった「4.5%」の人間なのです。
今回結果が出なかったとしても、こうした自己研鑽を継続していれば周囲と大きな差がつくことは明白です。
人事に関わる機会に積極的に自分の努力をアピールしましょう。また、自分からアピールしなくても、「分かる人には分かる」し、「見ている人は見ている」のです。
まとめ:資格取得で得られるメリットはたくさんあります!!
資格取得によって得られるメリットは以下のとおりです。
- 独占業務等が出来るようになるため
- 進学・就職・転職時に武器になるため
- 昇進・昇格・昇給につながるから
- 自分のやりたい仕事が出来る可能性が高まる
- そもそもの資格学習の努力が評価されやすい
「資格」という武器を生かすも殺すもあなた次第。
明確な目標とそれを達成するためのツールとして資格取得・学習を行えば、確実に時間やお金を無駄にすることはないでしょう。