今回はこんな方々に向けた記事になります!
- 「社労士試験の受験生である」
- 「社労士試験の判例問題が苦手」
- 「判例の勉強方法が分からない」
- 「選択式の判例問題で足切りしたくない」
社労士試験の学習法やスクールを活用した学習方法は多岐にわたりますが、中でも「資格の大原」の社労士講座は講義内容が分かりやすく、基礎からじっくり学べる講座や、24時間で全科目一回転できる「社労士24」等、ラインナップが充実していてオススメです!!
1. 令和4年度社労士試験選択式は判例問題が多数出題【労基・労災・労一】
労働基準法を中心に、毎年何問か試験に出題される判例の問題。
それが令和4年度の社労士試験においては、選択式においても判例の大量出題が見受けられました。
- 労基:転勤にかかる業務上の配置について
- 労災:建設事業の特別加入について
- 労一:有期労働者の雇い止めについて
まさに「判例元年」といってよいほどのラインナップで、これまであまり判例の出題のなかった労災、労一でも、その対策の重要性が再認識されることとなりました。
2. 【選択式足切り回避】社労士試験に合格に向けた有効な判例学習対策とは
そんな学習の重要性が高まっている判例ですが、社労士試験においてはどのように対策を行えば良いのでしょうか。
判例のクドクドした独特の長い言い回しや、結論が分かりづらい点に苦手意識を持つ受験生も多いかと思います。
けれど、それで対策を遠ざけてしまうのは非常にもったいないです。
- 判例はリピート出題の可能性が高い
- パターンに慣れれば現場対応が容易に
- 重要語句の暗記さえできれば選択式も安泰
- 統計や白書より対策範囲も狭い
むしろ、「判例出題はチャンス!」そう思えるような対策方法をお伝えしていければと思います!
①スクールの教材で重要語句及び論点を把握する
社労士試験に向けた学習を行っている方の多くは、予備校やスクール、通信講座を受講していると思います。
どの講座であっても、過去に出題のあった判例や類似のものについて、まとめた教材が存在しているはずです。
まずはそれをしっかり読み込み、以下のことに注目して学習していきましょう。
- 判例の要旨、結論の把握
- 当該判例で特徴的な語句、言い回し
- (余裕があれば)判例名とその判例の下された時代背景
判例にかかる教材は、テキストがメインでなかなか問題演習は少ないと思います。
択一式対策については、結論を覚えれば容易であるため、主に選択式対策を意識した学習を行っていきましょう。
②市販の判例に特化した教材で学習・暗記する
続いて、独学の方やスクールや予備校等の判例対策だけでは足りない方に向けて、以下の教材をオススメしたいと思います。
複数の判例教材を買いあさった私ミライが最も分かりやすく、信頼できると思った教材です。
私自身、スクールの教材よりもこちらの教材の方が時代背景や争点、解説が盛り込まれていて、まったく無知な自分でも容易に理解が出来たため、愛用していました。
2020年末発行のため、それ以降の最新判例が掲載されていないことだけがたまにキズですが、改訂版が出されることを心待ちにしていましょう。
最新の判例対策については、次の項目で説明いたします。
③最新の判例はスクールのYouTube、ブログ等でも確認
最新の判例については、話題性も大であるため、各予備校やスクールのYouTubeやブログにも情報が掲載されやすいです。
その中でも無料かつダントツで分かりやすく解説してくれるのが資格の大原「社労士24」講座でおなじみの金沢博憲講師です。
その数々は本当に無料でいいのか?と思うレベルで、大原生以外にもファンの多い人気講師なのも納得です。
お金を掛けずに社労士試験の判例対策をしたい方に最適の記事です。
重要語句の穴埋め機能までついており、非常に使い勝手が良いです。
私ミライも金沢講師のブログで知った判例や苦手部分をひたすらカメラロールにぶち込んで拝ませてもらってました。
更に、資格の大原社労士講座(社労士24)のYouTubeチャンネルでも、数々の最新及び重要判例について解説を行っています。
中でも複数判例の解説をじっくり行ってくれており、視聴回数も多いのは以下の動画です。
他にも模試で出題した判例等適宜更新されています。
どの予備校、教材を使用していても活用する価値は大アリです!
2. まとめ:【社労士試験】判例対策で選択式足切り回避&短期合格を!
社労士試験における判例は、労働基準法以外はそこまで出題数も多くなく、学習の対策順位としては、比較的後回しにされる存在でしょう。
しかし、たかが判例、されど判例です。
毎年選択式の労基で判例の学習不足によって多くの受験生が足切りに遭っているのを目にしてきました。
折角一般常識の対策をバッチリやって選択労一や社一では合格点を取っているのに、判例学習を疎かにしてしまっただけで合格を棒に振るのです。
社労士試験経験者で比較的学習に余裕がある場合は、特に「社労士試験に落ちない対策」として、一般常識と共に判例対策を行うことを強くオススメします。
一般常識と異なり、判例は現状最高裁判例の有名どころに限られ、似たような論点がリピートされる可能性も高いからです。
またいつ令和4年度のように、選択式で大判例祭りが行われるかも分かりません。
準備してきた者だけがチャンスを手に出来るのです。
判例対策はひたすら重要語句の暗記ばかりの地味な学習ではありますが、確実に合格をものにするためにも、学習を継続していきましょう!
それでは、また!
社労士試験合格の最短切符となるおすすめスクールは以下の3つです。教材や講師のレベルも高く、大勢の受験生が以下の3校の模試も活用しています。
いずれのスクールも試験全体の合格率よりも高い合格率を誇ります。
その中でも特に、「資格の大原」は学習量的にも金銭的にも幅広い講座が取り揃えられており、万人にオススメできる資格スクールです。
まずは各社の資料を請求し、自分に合った講座を見つけるところからスタートしてみましょう。