今回はこんな方々に向けた記事になります!
- 「社労士試験の受験生である」
- 「社労士試験の奇問難問に苦しめられた経験がある」
- 「複数年社労士試験を受験している」
- 「少しでも社労士試験の運要素を減らしたい」
社労士試験の学習法やスクールを活用した学習方法は多岐にわたりますが、中でも「資格の大原」の社労士講座は講義内容が分かりやすく、基礎からじっくり学べる講座や、24時間で全科目一回転できる「社労士24」等、ラインナップが充実していてオススメです!!
1. 【難化・長文化】近年の社労士試験出題傾向【合格者・合格率調整】
近年の社労士試験には以下のような傾向が見られるとされています。
- 問題の長文化
- 事例問題や個数問題の増加
- より実務に直結するような出題
他の士業同様、社労士の人口も年々右肩上がりになっているため、試験自体を難しくすることで、試験合格者を絞る傾向にあります。
2. 社労士試験主催者・作問者が考える社労士にふさわしい人物像とは
試験自体が難化の一途を辿り、年々合格のハードルが上がっているとされる社労士試験ですが、そもそもどのような人物が社労士としてふさわしいとされているのでしょうか。
社会保険労務士法第2条より、「社会保険労務士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正な立場で、誠実にその業務を行わなければならない。」と定義されています。
この条文内容と社労士の実務を考慮して、さらにかみ砕いてみていくと、社労士として求められる人物像に以下のような特徴が見えてきます。
- 日頃からまめに情報収集する勤勉さ
- 法律の改正されたポイントを素早くつかむ理解力及び文章読解能力
- 限られた時間内で賃金計算や申請を完了させる事務処理能力
- 数字に強く、集中力があり、ミスが少ないこと
- 正しい倫理観や、問題解決に向けて相手を説得できるコミュニケーション能力
- 総合的な企業へのコンサルティング能力
- 社会や人の生活をより良いものにしようとする誠実さ
このような人材が、社労士として社会から求められていることを、試験を受ける前に今一度受け止めておく必要があります。
3. 【最短合格・足切り回避】作問者を意識した社労士試験勉強の重要性とは
そんな社労士として求められる人物像を知ったうえで、社労士試験の奇問・難問の傾向と対策方法について考えていきましょう。
【社労士試験の奇問・難問の傾向】
- 作問者(試験委員)の専門分野に由来する問題
- 過去に未出題の論点
- 近年出題の無かった分野での出題
- 偏った分野・方法での出題
- その年に重要視された論点の出題
【社労士試験の奇問・難問への対策】
- 作問者(試験委員)の確認(おおよそ2年に1回変更)
- 予備校のヤマ当て及び予想問題集の演習(オススメはLECの各講師の道場)
- 日頃から厚労省の情報やニュースを確認する
- 苦手な分野を作らない
- 文章読解能力の向上(知識だけでない現場対応能力の向上)
特に意外と受験生が失念しがちなのが、社労士試験の作問者(試験委員)の存在です。
彼らこそが、社労士にふさわしい人物を選別するために、毎年腕によりを振るってクソッタレ奇問難問素晴らしい問題の数々を披露してくれる存在です。
社労士試験の作問者(試験委員)に選ばれることの多い先生方の背景は以下のとおりです。
- 大学等教授
- 厚生労働省及び公的組織関係者
- 社労士(予備校講師経験者含む)
- 弁護士等他士業専門家
労働及び社会保険分野に精通している方々ばかりです。
過去には労一選択式で試験委員の著書から出題があったことも2回あり、軽視できない存在であることが分かるはずです。
また、社労士の先生の中には社労士試験対策を行うスクールや予備校の講師経験者が選ばれることもあり、そのせいか、特に試験作問者に選ばれることの多いLECは例年社労士試験のヤマ当てに定評があるとされています。
試験委員の任期は2年とされているため、最低限昨年度の試験の作問者(試験委員)の名前と経歴、専門分野を確認しておくだけでも、随分試験に向けた立ち回りが変わってくることが考えられます。
時間がある場合は、特に自分の苦手分野や一般常識担当の試験委員の著書等一読しておくと良いかもしれません。
4. まとめ:社労士試験最短合格のためには、作問者もリサーチすべし!
社労士試験に勝とうとするためには、試験の問題の傾向分析や対策ももちろん必要なことですが、更に本質を掴むためには、厚生労働省や社労士連合会、社労士試験委員達がどのような人物が社労士にふさわしいと考えているかを知ることも大事になってきます。
そのためには、日ごろから以下のような情報を収集することで、実務を行う現役社労士の一般常識を少しは身に着けることが出来るはずです。
- 厚生労働法のプレスリリース
- 社労士連合会、各社労士会の活動について
- 試験委員の著作、研究内容の把握
いずれも一朝一夕では身につく知識ではありませんが、確実に社労士となった後にも生きてくるものになるはずです。
それでは、また!
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