今回はこんな方に向けた記事になります!
- 「これから社労士試験に挑もうとする人」
- 「社労士試験の合格率を見て不安を感じている人」
- 「社労士試験の受験者や制度について知りたい人」
社労士試験の学習法やスクールを活用した学習方法は多岐にわたりますが、中でも「資格の大原」の社労士講座は講義内容が分かりやすく、基礎からじっくり学べる講座や、24時間で全科目一回転できる「社労士24」等、ラインナップが充実していてオススメです!!
【高難易度】社労士試験の合格率は脅威の〇%!【平均受験回数3~5回】
社労士試験は難関国家資格「社会保険労務士」になるための登竜門にあたり、他の士業の試験の例に漏れず、合格率が1ケタ台で厳しくコントロールされています。
特に、近年では社労士の人数も増加傾向にあることから、ますますその合格者を制限しようとする傾向にあるとされています。
参考までに、現行試験制度に変わってからの合格率の推移をまとめてみました。
【社労士試験の合格率及び合格者数の推移】
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2022年度 | 40,633 | 2,134 | 5.3% |
2021年度 | 37,306 | 2,937 | 7.9% |
2020年度 | 34,845 | 2,237 | 6.4% |
2019年度 | 38,428 | 2,525 | 6.6% |
2018年度 | 38,427 | 2,413 | 6.3% |
2017年度 | 38,685 | 2,613 | 6.8% |
2016年度 | 39,972 | 1,770 | 4.4% |
2015年度 | 40,712 | 1,051 | 2.6% |
2014年度 | 44,546 | 4,156 | 9.3% |
2013年度 | 49,292 | 2,666 | 5.4% |
2012年度 | 51,960 | 3,650 | 7.0% |
2011年度 | 53,392 | 3,855 | 7.2% |
例年合格率5~7%ほどを推移し、合格者数もおおよそ2,000人台をキープしていることが分かるはずです。
【国家資格】社労士試験が高難易度かつ高倍率でも受験を薦める理由3選
先ほど合格者数と合格率推移を見てきましたが、社労士試験は100人に5~7人ほどしか合格できない難しい試験と言えます。
しかし、一方で実務に明るくない方や法律に詳しくない方、仕事や家事育児に忙しくしながらも合格している方が大勢いらっしゃるのも事実です。
難関国家資格だからと言って簡単に受験をあきらめてはいけない理由を3つご紹介いたします。
理由①:実際に受験しない人や記念受験者も多い
他の試験でもありがちなお話ですが、受験を申し込んでも実際には受験を断念してしまう方が数多くいらっしゃいます。
そのことがよく分かる下の表をご覧ください。
【社労士試験 受験申込者数と受験者数の推移】
実施年 | 受験申込者数 | 受験者数 |
---|---|---|
2001年 | 54,203 | 43,301 |
2002年 | 58,322 | 46,713 |
2003年 | 64,122 | 51,689 |
2004年 | 65,215 | 51,493 |
2005年 | 61,251 | 48,120 |
2006年 | 59,839 | 46,016 |
2007年 | 58,542 | 45,221 |
2008年 | 61,910 | 47,568 |
2009年 | 67,745 | 52,983 |
2010年 | 70,648 | 55,445 |
2011年 | 67,662 | 53,392 |
2012年 | 66,782 | 51,960 |
2013年 | 63,640 | 49,292 |
2014年 | 57,199 | 44,546 |
2015年 | 52,612 | 40,712 |
2016年 | 51,953 | 39,972 |
2017年 | 49,902 | 38,685 |
2018年 | 49,582 | 38,427 |
2019年 | 49,570 | 38,428 |
2020年 | 49,250 | 34,845 |
2021年 | 50,443 | 37,306 |
2022年 | 52,251 | 40,633 |
例年5万人超が受験申込をしていますが、試験当日に出席するのはおおよそ4万人ほどまで減少しています。
試験を受けるだけでも十分合格可能性を秘めていることが分かるでしょう。
また、社労士試験はその試験範囲の広さから、試験当日までに全科目を1周することすら難しいとされる試験です。
実際に受験している人々の何割かは記念受験である可能性が高いです。
こうした理由から、実際には高い合格可能性を有している受験生はもっと少なく、そうした受験生の合格率は実際の合格率の何倍も高いとされるのです。
理由②:救済制度があり、柔軟に合格基準点の引き下げが行われる
社労士試験は合格基準について、明確に法律等で定められています。
それだけでなく、先ほどまで見てきた合格率や合格者数のコントロールのため、一定の措置がなされることがあります。
それが所謂「救済制度」と呼ばれる仕組みです。
救済制度とは、受験者の得点率によっては、合格基準点の引き下げを行い、より多くの合格者を増やす仕組みとされます。
例年社労士試験合格発表の前にはSNSや2chで救済制度をめぐってお祭り騒ぎになるため、目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
こうした救済制度があるため、「合格発表日その日まで広く合格できる可能性が残されている」のが社労士試験の大きな特徴であり、メリットともいえます。
理由③:8士業のため、昇進・転職・独立開業が有利に進められる
社労士は難関国家資格とされ、俗に言われる有名な「8士業」の1つとされています。
8士業はいずれも資格取得に厳しい道のりを経なければなりませんが、その分誰もが取得できるものではないため、当然高い希少価値を有します。
着々と変化する日本の労働環境において、転職やフリーランスとして活躍することが当たり前の世の中になりつつある中、市場価値を満たした専門性の証明にもなるのです。
また、自身で独立開業し、売り込んでいくことも当然可能で、社労士は開業できるだけの独占業務や専門性を生かせる業務を多く取り扱うことが出来るのです。
まとめ:合格率や高難易度を気にせず、社労士試験を受験してみましょう!
社労士試験は例年100人のうち5~7人ほどしか合格できない、ハードな試験内容といえます。
けれども、実際には合格のハードルに達していなくても受験している方が多く存在しているもの事実です。
数字に惑わされず、目標と決意を胸に努力を重ねることが出来る受験生だけに勝利の王冠は輝いています。
社労士になれた暁には、目の前に無限の可能性が広がっています。
あなたも社労士になるための一歩を踏み出してみませんか。
それでは、また!
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